町家の伝承

町家の伝承

 現在京都市内には5万弱の町家があるといわれ1年で約1千軒全体のの2%が毎年取り壊されているらしいのです。

 2008年10月から始まり今年の3月まで行われた、京都市の「京町家まちづくり調査」 は現在集計中で、9月頃までにはまとまるということを京都市・景観まちづくりセンターより聞いています。

 京都市の政策として町家の保全・再生・活用を推進していきたいという積極的な姿勢がみられます。

 さらに、2008年5月「歴史まちづくり法」(地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律)が制定され、京都市は「歴史的風致維持向上計画」を作成しています。

  そして、京都市は国に対し計画認定申請を行い、国からは2009年11月19日認定書が交付されました。

 紫野しおん庵の所在地は、当該計画の中では、重点区域として定められた歴史的市街地約1903haの中にあり、この計画の目指すところに従い政策が実行されることにもなります。

 私としても歴史的まちづくり法の趣旨及び重点区域に町家を有するものとしてささやかなりとも協力し地域の風致維持及び向上に、町家を伝承することにより貢献したいと思うものです。

 http://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/cmsfiles/contents/0000071/71658/3-4-1rev.pdf

 

 参照

町家としての位置づけ

  町家としての位置づけについて、上にも書きましたように現在京都市で5万戸にわたる戸数の町家と考えられる住宅の調査結果をまとめているところです。

 実は京都市は以前にも調査をしており、範囲を狭くしておりました。つまり、上京区、中京区、下京区、東山区で、対象を3万戸にしておりました。

 丁度、15年前1995年に始められた調査結果等もとに書かれた本があります。

それが、「町家の再生の論理」という本です。

 著者の京都府立大の宗田好史先生のお話は何度かお聞きし、その情熱の力強さに感心させられていますが、この書の中で町家のピラミッドを記しておられます。

 文化財的なものから 単なる老朽住宅までです。

その位置付けをも踏まえ「柔軟な都市計画・新しい景観政策」に沿って、「町家の積極的活用」を図るという視点からも、継承していきたいと思うものです。

 写真ではよく見えないのでスキャンしましたので、見てください。

 

 

 

京町家のピラミッド「町家再生の論理」56ページ
IMG_0008.pdf
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