鳥羽離宮跡見学会

11月24日 今日は平安京案内ボラを対象とした、鳥羽離宮跡の見学会に参加しました。地下鉄竹田駅から徒歩5分ほどの安楽寿院に集合し、およそ千年前のニュータウン鳥羽離宮(約100haぐらい)の跡を見学しました。長宗先生(埋蔵文化財センターで実際調査をしてこられた方)の案内でいろいろなことを学びました。

現状は名神高速道路の京都南インターや京都高速道路の油小路線、京阪国道、新城南宮道等が交差し京都大阪間の交通結節点というところです。

千年前も交通の要所としての役割は同じだったようです。もっとも車でなく船でしょうが、大阪から淀川を登り船が着き鳥羽の作り道を北上し平安京の羅城門に着くという感じでしょうか?そこに白河、鳥羽天皇等が御所と御堂を併せ壮大な離宮を建設したということです。

 高速道路上の車を見てもなかなか想像がつきませんが、公園や掘り出された地蔵尊や残された寺院や天皇陵からなんとか思いをはせました。

 そもそも、埋蔵物の調査は名神高速道路が着工された昭和30年代当時はほとんど無視されていたようで、昭和50年代になってようやく本格化したようです。それでも史跡に指定されたところはわずかでそのまま建物が建ち道路が走っています。

 写真は現在ホテル(モーテル)街になっている場所にあった、金剛心院の跡地から出土した庭石を安楽寿院で復元した滝組と遣水の庭園です。

 この不自然さがなんとなく感動を与えてくれました。